12) このパゴダを造ったのは、モン族の4人の姉妹です。彼女らは一生結婚しないことを約束し、 一人が一体の仏像を造るようにしました。万が一結婚してしまった場合は、その人が造った仏像は壊れるようにのろいもかけたそうです。 しかし、その 中の一人が結婚してしまいましたので、その人が造った仏像(西側)が壊れてしまいました。その後、 18世紀に寄進者によって造り直されました。
西側の仏像は、他の3体の仏像に比べ造り方や表情が違うので、15世紀と18世紀の仏像建築を見比べることができ、 仏像が好きな方には面白く感じられることでしょう。バゴーは例年雨量が多いので、屋根がない場所の仏像には汚れがつきます。 そのため、毎年寄進者によって新しくペンキで塗り直されます。